初戦、見事に勝利!! 今日の試合を振り返ると、日本はディフェンスのとても良いチームである。低いスタンスから、相手を狩るように隙さえあれば手を出す。ルーズボールなどの小さなチャンスも体を張って拾いに行くことで大チャンスへとつなげる。誰もが、自分よりも10cm以上も大きな選手を目の前にして怯むことなく戦う。これこそジャパンの女子バスケットであると言えるほどである。これこそはどのチームにも負けない日本の持ち味だと言い切れる。今後も持ち味を存分に発揮し、1戦1戦大切に戦っていき、次なる目標に向け決勝リーグに駒を進めたいと意気込んでいる。 選手村inトルコ 選手村内は、厳重な警備体制となっていて、外部者が絶対に入らないよう警察が警備を行っている。まず、選手村に入る前には必ず手荷物検査と身体検査がある。手荷物は特殊な機械で中身を透き通らせて確認し、人は危険物がないかセンサーのところを通る。村の周りも朝から晩まで見張りが大きな銃を持って外を見張っている。厳重な警備の中で、多くの国は安心して暮らしている。何台ものシャトルバスが村内を走り、選手はバスに乗り食事などに行く。山の上を切り開いたためとても急な坂がいくつもある。バスの中でほかの国の人に英語やジェスチャーで聞かれたことに答えたりもする。他の国の人はとても愉快だ。村内ではこのような毎日を送っている。 8月8日にカナダと練習ゲーム 大会開始前、日本はカナダチームと練習試合を行った。カナダには縦にも横にも大きな選手が2名いて、その選手にボールが入ったらそのまま得点に繋がるのは間違い無いと言えるほどである。日本はディフェンスを課題としゲームに臨んだ。開始直後は守り方がまだ雑でインサイドにボールが入ってしまっていたが、近藤、長谷川の「ボールを入れないようにディフェンス」が確立されてからは、カナダの得点は止まり、日本は3P中心に点を重ねた。平田、名木、田代の「前からあたるディフェンス」も鋭く相手にプレッシャーをかけミスを連発させる。日本リードの試合展開でそのまま勝利!!70-60と10点差の勝利を収めた。 開会式 今日の開会式は現地時間19:30から22:30までの3時間のセレモニーであった。入場行進で会場に入ったとたん、トルコの大観衆に迎えられ、その歓迎ぶりに驚いた。そこから席に移り、歓迎のセレモニーが始まった。大きな銅像が宙に浮き、光によって会場全体が神秘的なムードに包まれた。トルコの歴史を順に追う服装や儀式、ダンスで観客を魅了した。3時間異世界にいるような感動を覚えた開会式であった。
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