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開催場所: |
Bangkok Youth Centre |
試合区分: |
No.111 第1フェーズ |
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開催期日: |
2007(H19)年08月08日(水) |
主審: |
AITBALBEV N.S |
開始時間: |
08:30 |
副審: |
TYBRSKI Ronnie Joe |
日本
( 2勝 )
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○
74
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20 |
-1st- |
12 |
20 |
-2nd- |
21 |
22 |
-3rd- |
20 |
12 |
-4th- |
20 |
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●
73
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ブラジル
( 1敗 )
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第24回ユニバーシアード競技大会第1フェーズグループC第2戦。日本は強豪ブラジルとの対戦。この日の会場は、フロア・ボールが共に滑るという最悪のコンディションで、スピード、クイックネスという日本の持ち味が半減させられるデメリットをかかえて試合に臨んだ。フロアが滑り、小さなミスが続くイライラ状態の中で、日本は開始早々からブラジルを引き離しリードする。終盤ブラジルの猛追に遭い逆転を許してしまうが、残り15秒、1点ビハインドからの攻めで#12岡田の振り向きざまのミドルシュートが決まり、ブザービーターで劇的勝利。1次リーグを1位で通過した。
第1ピリオド、フロア、ボールが共に滑る状況の中、どちらもインサイドからチャンスを作ろうとうかがうが、ボールが手につかずゴール下も落とす展開。先に流れを作ったのは日本、#12岡田の3Pシュート、ドライブが決まり日本に流れを引き寄せると、固い守りから今度はインサイド#10竹内(公)のゴール下などで得点し、20−10で第1ピリオド終了。
第2ピリオド、序盤ブラジルの#10の3Pシュートが連続で決まり、22−20となったところでたまらず日本がタイムアウト。このタイムアウトが功を奏し、タイムアウト後、#5大西のドライブ、#9井上の3Pシュートで31−23と引き放す。中盤から終盤にかけては、両チームともインサイドの得点が多くなり互角の展開。40−33と日本が7点差のリードを保ったまま第2ピリオド終了。
第3ピリオド、ブラジルの#9、#6の連続得点から始まり、開始2分で2点差まで迫る。中盤、ブラジルがインサイドの#6のゴール下に対し、日本は#10竹内(公)、#15竹内(譲)のミドルシュートで対抗し一進一退の攻防となる。終盤、日本の#8菊地の3Pシュートを皮切りに#10竹内(公)の速攻、#12岡田の3Pシュートで点差を11点と伸ばす。そのまま日本が良いリズムを作り60−51の9点差で最終ピリオドへ。
第4ピリオド、開始早々ブラジルのコンタクトがファールとなり、日本はフリースローのチャンスを得る。対するブラジルは#6のゴール下、#9のドライブで加点し徐々に日本に迫る。ここで日本の#11正中がアンスポーツマンライクファール得ると日本にリズムが傾きかける。しかし、日本はこのチャンスを活かしきれず、ブラジルの#10の連続3Pシュートで猛追を受ける。日本はファールをもらいフリースローを得るが、なかなか決まらない。さらに勢いを増したブラジルは、#6を中心にインサイドを支配し、残り15秒で72−73と逆転する。ここで、この試合のスコアリーダー岡田が、もつれ合いから抜け出し振り向きざまのミドルシュートを決め、74−73で逆転し試合終了。最悪のコンディションの中、日本のメンタルとタフさが光った試合だった。
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