バスケットボールのゲームは午後1時から2時間おきに3試合予定されているが、今日は開会式があるために10時から第1試合が行われた。昨日からすこしあわただしい日程である。 アップ開始前に中国のオフェンスフォーメーション、個々の選手の特徴、プレスディフェンスに関する注意点について説明があり、試合にのぞんだ。中国は、昨日のフィンランド戦で見せたようなフォーメーションを使った攻撃ではなく、インサイドを執拗に攻めてくる。 前半、日本はインサイドによくヘルプし、インサイドでのイージーなシュートを許さない。また、日本のドライブのスピードに中国はついてこれず、ファールが重なる。後半に入り、中国はボールがよく回り始めインサイドのヘルプが機能しなくなり、イージーなシュートまたはセカンドショットを許してしまう展開となった。 中国のメンバーをみると2001年の女子アジア選手権大会、東アジア大会の主力が本大会に出場している。非常に若いメンバーだが、北京オリンピックをにらみ、この大会を利用しようとする意図、確実に強化していこうとする姿勢が感じられる。
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